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『チャコの海岸物語 』は、サザンオールスターズの14枚目のシングル。
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 弦管編曲:八木正生)
1982年1月21日発売。
『チャコの海岸物語』は、歌謡曲や、
グループサウンズを意識した楽曲になっています。
この曲の演奏時間はトータルで3分33秒ですが、
曲の最初の20秒間と最後の20秒間で波の音が使用されているので、
実質的な演奏時間は約2分50秒ほどしかありません。
オリコンシングルチャートでは初登場46位でしたが、
当時メンバーの桑田佳祐さんと原由子さんの結婚の話題もあり、
徐々にチャートを上昇して最終的に最高2位。
年末にはアーティストとして、
全日本有線放送大賞最多リクエスト歌手賞を受賞。
この曲で同賞の最多リクエスト曲賞も受賞し、
大晦日には1979年以来3年ぶりに『NHK紅白歌合戦』にも出場。
この曲は桑田さん自身がイロモノの位置付けで製作した楽曲で、
桑田さんいわく街で流れていても『へぇー』ぐらいしか思わない、
好きだけど嫌いな曲で、ヒットはしたものの、
バンドとしては微妙な曲となってしまったようです。
1990年に日本テレビ系の音楽番組『歌のトップテン』に出演した際、
「サザンの歴史上、最低のヒット曲です」と発言したこともあります。
同曲で1979年に「いとしのエリー」で出場して以来、
2度目の紅白出場となったサザンオールスターズですが、
桑田さんが国民的歌手とまで言われた三波春夫を真似て、
派手な着物に顔は白塗りといった装いで、
曲の間奏中に「神様です」「受信料は払いましょう!」
「裏番組はビデオで見ましょう!」などの発言をしました。
当時のNHK紅白歌合戦は現在と違い、
非常に厳粛な雰囲気で行われていたので、
このパフォーマンスが視聴者から大バッシングを受け、
NHK側から詫び状を書かされる事態に発展しました。
桑田さんらしいエピソードです。
ここで使っているPVは、2008年8月に行われた、
サザンオールスターズ「真夏の大感謝祭 」の物ですが、
このイベント計4日間で、約30万人を集めました。
サザンオールスターズ恐るべし!